Hachi_amumusanのブログ

都市伝説、ゲームやブログ小説など趣味の範囲で幅広くやって行きます!!

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

【第2章】砂の村

現在の気温およそ40度。灼熱の太陽、地平線いっぱいに広がる砂…そう、ここは砂漠。アンスラル魔法国を出ておよそ2日が経過していて、俺たちは5分の2ほど歩いた地点にいた。 ちなみに、何故ここまで遅いのか。馬に風魔法を付与し、加速をすれば法国へはもう着…

【第2章】プロローグ 旅立ち

今日、街では冒険者組合による冒険者適性試験がギルド本部にて行われていた。 2年前の例の事件により試験の見直しや管理体制、防御体制等に不備があったことが発覚し、ここ最近は試験の開催は見送られていた。しかし、今回は満を持して開催にこぎつけたらし…

【エピローグ】今の話

春の爽やかな風が、国の少々雨露の着いた木々をほのかに揺らし、まるで雨で濡れた国全体を乾かしているようだった。この国、アンスラル魔法国は春前の1週間にも及ぶ大雨を終え、今は、新しい季節が始まろうとしていた。 現在は、冒険者適性試験で起こった、…

【第1章】竜王との修行!

ここは俺の心の中。いわゆる精神世界だ。俺は今、竜王との修行の最中である。 《まず、無詠唱魔法に関しては2種類の方法があるんだよ。》 「2種類?」 《まずは1つ。君も魔法にはイメージを必要とするということは知っていると思うが、これは普通なら精霊の…

【第1章】修行開始!

《そう言えばランク。君はカリオットと戦っているとき、悲しみや憎悪が溢れていたが、魔法王に出会ったあたりから言動や感情が落ち着いているよね?なぜだい?》 城へ向けて走っていると、竜王が突然変な質問をしてくる。 (なんでだ?) 《いや、特に理由はな…

【第1章】知らなければいけないこと

今は、カリオットによる冒険者大量殺人事件が起きてから約1日が経っていた。街は、洗脳をとかれた組合長とギルド長を筆頭に復興作業が行われていた。 「さて、そろそろいいかな。」 ここは魔法王の城。俺は昨日、魔法王へと弟子入りをした訳だが、その修行の…

英雄と6人の王【第1章】終わり、そして始まる

「お、おい!あんた誰だ!?」俺は、自らの感情を平常心に無理やり戻し謎の老人に問う。「いやぁ、こんなになってたとはのぉ…はて、これをやったのは君かな?ランク=アインメルト君」その老人は俺の言葉を無視するように自分の質問を問いかけてくる。「い、…

英雄と6人の王【第1章】冒険者適性試験⑦

「てめぇの、その余裕そうな面に1発叩き込んでやるよ!お前だけは絶対ぶっ殺す!」 俺の怒りに反応するかのように、地面に亀裂がはいる。 「ほう…面白い。それでは打ち込んでみなさい。あなたの魔法を。そしてわたしを楽しませなさい!人間!!」 すると、カ…

英雄と6人の王【第1章】冒険者適性試験⑥

眩しい光。目を開けずともそれはわかる程で、騒音に近い低い音がそこでは鳴り響いていた。 ーーなんだここは。俺は一体… 「魔力…いじ…う……なし。」 とぎれとぎれに見知らぬ男の声が聞こえる。目を開けようとしたが、力が入らない。 「竜王…そ……がお前の…新し…

英雄と6人の王【第1章】冒険者適性試験⑤

「これはまずいかな…」 現在俺たちSランク取得組は、魔法陣から召喚された12体の魔獣との戦闘をしていた。 「リーチェ!俺をしっかり守れ!」 「了解しました。クロム様。」 右奥では、クロムがリリアルに任せっきりの状態で、戦闘が続いてる。どうやら、本…

英雄と6人の王【第1章】冒険者適性試験④

現在、冒険者適性試験3日目、最終試験が始まる直前の正午前。昨日、選出された計200人が会場に集められていた。 『こんにちは冒険者諸君。早速だが、今回の最終試験の説明を行う。』 いつもと違い、今回は前触れがなく放送が始まる。 『それでは、説明を行う…

英雄と6人の王【第1章】冒険者適性試験③

現時点で、冒険者適性試験は2日目が終了していた。ここ、冒険者組合では、組合長ラルフストロノーフと各国に存在する魔法国指定の冒険者組合加盟のギルドのギルド長、総勢10名が集まっていた。 試験を審査する際、組合長を議長とした、話し合いの場を持つの…

英雄と6人の王【第1章】冒険者適性試験②

「ランク!あなたの上級魔法で、あそこのモンスターを焼き払ってちょうだい!その隙に私は罠魔法を仕掛ける!」 「りょーかいだ」 現在、俺たちは魔法演習用のフィールドにいる。今はまさに、冒険者適性試験の最中である。 俺は、シュナの命令通りに、上級魔…

英雄と6人の王【第1章】冒険者適性試験

『アンスラル魔法国』 それは、全人族を支配している国である。小国は各地に存在しているが、現在はこのアンスラル魔法国が全ての国を統治している。 トップは『魔法王テスカト=タナートル』 世界最強の魔道士であり、現代魔法の父とまで呼ばれている男だ。…

英雄と6人の王【第1章】15年祭②

「ランク=アインメルト、シュナ=リーリル。2人を成人と認め、王都へ出発の許可を出す。頑張るように。」 15年祭の開幕式で、シュナの親父さん、村長のリーリルさんから出発の許可を得る。 リーリルさんは、魔族の攻撃により戦死した俺の父と母の親代わりに…

英雄と6人の王 【第1章】15年祭

「…ク!……ンク!!」「ランク!!」 聞き慣れたうるさい声がする。そして、長い長い夢から覚める。そんな感覚で俺は起きた。 「んあ?なんだ…シュナか」 「なんだじゃないわよ!今日は私たちの15歳の誕生日。15年祭のための準備なのよ!」 どうやら俺は、15…

英雄と6人の王【プロローグ】

この世界には、とある伝説が存在する。それは、世界創世の物語でもある。 世界がまだ、6つ存在していた時代に、六王と呼ばれる王たちが六世界を支配していた。 竜王と呼ばれるものは竜界を。 鬼王と呼ばれるものは鬼界を。 魔王と呼ばれるものは魔界を。 獣…

初めまして!

初めまして!『Hachi』という名前でここでは活動させていただきます!! 「なんかやりたいなぁー」とは元々思っていたのですが、YouTubeに動画投稿するのも気が引けるし、自分の好きなことを発信する場所ってどこかなって思ってたどり着いたのが、ブログとい…